「正論」は「夫婦同姓がいいが
自分は改姓したくないから、結婚相手の
女性に望まない改姓をさせる」
と考えているのでした。
「正論」はそれをはっきり言えばいいと、
わたしはツイッターでも言いました。
「正論」ははっきり言えばいいと思う。「夫も子ども家族同姓でありたいが、自分は改姓したくない。夫と子どものために妻は望まなくても結婚改姓して犠牲になれ」
— たんぽぽ (@pissenlit_10) March 24, 2022
「正論」が「騒動が起きる」と言うのは、ようはこういうことなのだろう。「夫と子どものたために妻が苗字で犠牲になっていれば騒動は起きない。女のくせに結婚改姓したくない、などとほざくから騒動が起きる」
— たんぽぽ (@pissenlit_10) March 24, 2022
ほかの選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)も同じ考えでしょう。
やはりはっきり言えばいいと思います。
そうしたら「正論」は、「ふざけるな」とか
「女が望まぬ改姓とか抜かすな」
などと言っていきました。
大事なことだからでしょうか?
「何度でも言ってやる」と、
「正論」は息巻いています。
一度、夫婦同姓にして子供もその環境で育ってきているのに、夫、妻関係なくそれをいきなり親の身勝手な都合で変更して子供に付き合え。
— 正論 (@ID_Seiron) March 24, 2022
というのが騒動でなければ何なのか。
改姓が嫌ならなぜ拒否しなかったのか。大人が一度同意しておきながらそれを覆えして周りの被害は知らん顔か?ふざけるな。
何度でも言ってやる。そんなに改姓が嫌なら改姓を嫌がらない相手を探せ。
— 正論 (@ID_Seiron) March 24, 2022
その努力を怠るな。大人が改姓に同意して署名・捺印した以上、望まぬ改姓とか抜かすな。
これはいささか意外です。
わたしが「はっきり言えばいい」と
言ったことを、堂々と肯定し
強調さえしてきたからです。
「正論」は下手な言いわけで
なんとか自己正当化をはかろうとするのかと、
わたしは思っていました。
「正論」の上述のふたつのツイートには、
いろいろと言いたいことはあるでしょう。
ここでは「夫婦同姓がいいが
自分は改姓したくないから、結婚相手の
女性に望まない改姓をさせる」ことを
「正論」は堂々と肯定した
ということを指摘しておきます。
ことを言う人(反対派、非共存派)は、
「結婚したくて改姓を受け入れるだろう」と
考えているものと思います。
本当に改姓を拒否するために
結婚まで拒否するとは、思っていないものと思います。
それゆえ結婚を拒否すると、
それはそれで激昂するものと思います。
「正論」にはこのようなことは理解できないと思いますが・・・
ちなみに僕は「改姓はするけど嫌がる」タイプの人間です。
なかなか見つからないと、わたしも思います。
それは「プライベートなことで
言いにくい」というのもあると思いますが、
改姓が嫌でない人がそもそも少ない、
ということもあると思います。
「正論」のような反対派(非共存派)は、
改姓したくない人が意外と多いことは
認められないと思います。
選択的夫婦別姓に反対する
理由がなくなるからです。
>「改姓はするけど嫌がる」タイプ
女性の多くもそのタイプではないかと思います。