反対派(非共存派)が「親子同姓を
望む子どもが20%」と前に
言っていたことがありました。
「「夫婦別姓希望は4%」の根拠はなにか?」
この「20%」の出典とおぼしき調査を
「どっこいしょ」がしめしました。
それをご紹介したいと思います。
親子同姓も家族旅行も、経済的支援と同程度に親子の絆を育むエビデンスがあるんですよ。
— どっこいしょ (@Jag6tm) March 17, 2022
お前らには結婚の価値がわからんのよね。
だったら3000万円の相続税控除は申請すんなよ。 pic.twitter.com/gwJcklA2mW
親と同姓がいい子供が少なくとも20%以上いるデータに対して、親と別姓がいい子供がどれだけいるのかデータ出して
— どっこいしょ (@Jag6tm) March 17, 2022
ほら
あくしろ
この調査がどんなものかは
のちほどくわしくお話します。
これは高校生と中学生を対象に
「家族のキズナが強まった経験」について、
3つまで答えてもらうものです。
図の出典は以下の資料p.80です。
— gorori (@gorori_go) March 17, 2022
第六章(p.51)で調査の内容が書いてあります。
青少年の生き方を支える「家族の絆」の構築戦略 https://t.co/WFG7qfMjkX
「どっこいしょ」がスクリーンショットを
貼った表を見ると、「家族のキズナが
強まった経験」として、「同じ姓を
名乗ること」が20%程度あります。
父親とのキズナは23.3%、母親との
キズナは20.1%、きょうだいとの
キズナは19%の中高生が、
「同じ姓を名乗ること」を選んでいます。
これをもって「どっこいしょ」は
「親子同姓がいい中高生が20%以上」という主張を
展開していたということです。
この調査が示していることは
「家族のキズナを強めた数ある経験の
ひとつ」として「同じ苗字」があるという
中高生が20%程度いる、ということです。
「親子で同じ苗字がいい中高生が20%」
ということではないでしょう。
https://t.co/U4dfnbj8RV ご指摘の調査ですが、家族のキズナが強まった「数ある経験のうちのひとつ」として、「同じ苗字」をあげているものです。「同じ苗字であること」は、家族のキズナが強まる上でかならず必要と考えている、ということではないです
— たんぽぽ (@pissenlit_10) March 19, 2022
「『同じ苗字』は家族のキズナを
強める経験となったが、かならず親子で
同じ苗字でありたいとは思わない」と
思っている中高生も一定数
いることが考えられるからです。
例によって(?)「どっこいしょ」は
都合がいいように調査結果を曲解した、
ということだろうと思います。