選択的夫婦別姓が実現したら、
妻が抜き打ちで旧姓に戻すと異様な危機感を
滲ませる反対派(非共存派)の続き。
くだんの反対派(非共存派)には、
自分が旧姓に戻すなら、その気持ちを
事前に夫に話すだろう、ということを、
わたしはツイッターでもお話しました。
https://t.co/4zrmtqVxoC 選択的夫婦別姓が実現したので旧姓に戻したいとなったら、その前に配偶者に話すくらいはすると思います。「知らぬ内に自分が別姓側」ということはないと思います。それともこの程度の「話し合い」もしない、ということですか?
— たんぽぽ (@pissenlit_10) February 24, 2022
3月20日エントリでお話した
内容と同じ趣旨のことです。
「知らないあいだに旧姓に戻す?」
そうしたらこの反対派(非共存派)は
こんなリプライをしてきました。
青野慶久氏のツイートを
スクリーンショットにして貼っています。
赤線を引いている箇所があります。
なにを言いたいのでしょうか?
— てとねこ@いいね・リツは賛同ではない事も🌸 (@kuro_neko_kakko) February 24, 2022
青野慶久氏は改姓するかしないかは、
届け出制にすれば夫婦間の合意は
不要だと言っています。
「改姓しないことに関して
法的には配偶者の合意を必要としない
=夫に抜き打ちで妻が旧姓に戻す」と、
この反対派(非共存派)は
言いたいもののようです。
同じことのくりかえしになりますが、
自分が旧姓に戻したいとなったら、
法的には配偶者の合意は必要なくても、
配偶者にお話くらいはすると思います。
現在の日本の憲法では、
結婚はふたりの意思のみで成立できて、
親の合意を必要としないです。
それでも事前に結婚することを
親に話さない人はまずいないでしょう。
「法的に相手の合意を必要としない
=相手にお話もしない」ではないです。
最初の反対派(非共存派)は、
なにをすり替えているのと思います。
法的に夫の合意を必要としないゆえに、
妻は夫に抜き打ちで旧姓に
戻すことも、可能ではあります。
これも前にお話したことですが、
本当にそんなことになったら、
妻は結婚改姓が相当に不満だった
ということになるでしょう。
そのような不本意な結婚改姓を
押し付けてきた男性こそ、
問題にすることだと思います。
なんら問題ないと、わたしも思いますよ。
合意が法的に不要だからといって
抜き打ちで妻が旧姓に戻すと
決まったわけではないので、
それをくだんの反対派(非共存派)に
喚起した、ということだけど。
ちなみのこの反対派(非共存派)に関しては、
「そんなに妻が旧姓にもどすのが嫌なら、
旧姓にもどさない女性と結婚すれば
よかったのに、なんで旧姓に戻す女性と
結婚したのですか?」と思います。
そもそも「旧姓」がないですね。
相手が改姓するかしないか、
生来の苗字に戻すか戻さないかを、
そこまで重要な判断基準にはしないでしょう。
反対派(非共存派)の男性こそ
妻が復姓するかどうかに
異様なまでにこだわっていると思います。
なのでそこまで妻が復姓するのが嫌なら、
復姓しない女性と結婚すれば
よかったのに、ということです。