2022年03月04日

やはり旧姓使用は広がらない

2月28日エントリの続き。

「旧姓使用は受け入れられやすい」と
言っている選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)に、旧姓使用は
受け入れられないということを、
わたしはツイッターでもお話しました。

 

そうしたらこの反対派(非共存派)は、
「妥協案として旧姓利用が広がってきた認識」が
自分にあると言ってきました。


どこを見て「広がってきた」という
認識になったのかと思います。


2017年の内閣府・男女共同参画局による
「旧姓使用の状況に関する調査報告書」によると、
旧姓使用を認めている企業は
全体の半数程度にとどまっています。

「旧姓使用の状況に関する調査」

旧姓使用の状況(企業規模別)

2019年には住民票とマイナンバーカードに
旧姓併記が認められるようになりました。
ところがこれにともなってあたらしく
旧姓使用を認めるようになった
企業や役所はほとんどなかったです。

「効力はたいしてない住民票の旧姓併記」
「住民票の旧姓併記・総務省の見解」



「旧姓使用はたいして広がっていない」
「旧姓使用はあまり受け入れられない」と
言わざるをえないというものです。


posted by たんぽぽ at 22:08| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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