2022年03月02日

改姓させたい男性はなにが怖いか

2月26日エントリの続き。

妻が旧姓に戻すと困るという
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
男性は、妻を愛していないのか?
というお話をしました。

 

この疑問を呈したかたは、
妻を改姓させたい男性は、名前や制度その他で
しばらないと、妻が自分から逃げそうで
怖いのか?という疑問も示しています。


わたしにもよくわからないですが、
そのような男性は、妻に改姓させて
自分の苗字を名乗らせることで、
自分が支配者となって妻を所有した
と思いたいもの思います。

それゆえ妻が旧姓に戻すと、
自分が妻を支配し所有できた気分に
なれなくなるのが怖いのでしょう。

かかる男性は、妻を所有した気分に
なれないと、妻が自分から逃げそうだと
思っているかどうかまではわからないです。


「妻が旧姓にもどすと言ったら離婚だ」と、
啖呵を切った議員もいたのでした。

「「妻が旧姓に戻したいと言うと困る」(2)」

議員と話す中で感じるのは、
選択的夫婦別姓への偏見だ。

「法改正などしてうちの妻が
元の姓に戻りたいと言ったら離婚だ。
責任を取ってくれるのか」

この議員に関しては、妻が自分の苗字を
名乗らないと妻が逃げることが「怖い」とは、
思っていないかもしれないです。
妻が改姓しなければ自分から
離婚だと言っているからです。


この議員は妻が旧姓に戻すと
言った場合、本当に離婚するのか、
と言われると、それも「?」です。

「こちらから離婚だと言えば、
妻は離婚したくなくて、旧姓に戻すのを
あきらめるだろう」とでも
思っているかもしれないからです。

本当に妻が離婚すると言い出したら、
血相を変えて引き止めようと
することも考えられます。

posted by たんぽぽ at 12:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
名字を押し付けようとする気持ちが怖いです。
Posted by イト at 2024年07月19日 12:57
まったくです。

本当に怖いのはほかでもない
反対派(非共存派)自身だということを、
当人たちは気づく必要があると思います。
Posted by たんぽぽ at 2024年07月29日 21:46
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