「親がネトウヨだと子どもはかわいそう」は、
「親が夫婦別姓だと子どもがかわいそう」という
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
主張を意識してのものです。
「親が別姓かわいそう」って言うネトウヨは、「親がネトウヨってかわいそう」って言われたらどう思うんだろう。
— あーた@選択的夫婦別姓希望の事実婚妻 (@atabessei) January 9, 2022
これは「別姓の家の子はいじめられるかもしれない」への反論としてとても有用で、「事ある毎に日の丸を掲げている家の子供はいじめられるかもしれないのだから、日の丸を掲げるのは親のエゴ」と言えてしまうんですよね。
— Takeo (@Ta_Howait) January 10, 2022
確かにそうですね
— あーた@選択的夫婦別姓希望の事実婚妻 (@atabessei) January 10, 2022
「日の丸ごときでイジメるなんてそいつの方がおかしいやろ!」って言われたら「別姓もや」ってことですもんね
ネトウヨは選択的夫婦別姓に
反対していることが多いです。
それゆえかなりの数のネトウヨが、
「親が夫婦別姓だと子がかわいそう」と
考えていると思われます。
そんな彼らネトウヨが「親がネトウヨだと
子どもがいじめられる」とか、
「ネトウヨをやっているのは
親のエゴ」とか、いつも自分たちが
言っていることを言われたら
どうなるかは、しばし興味があります。
「親がネトウヨでも子どもは
いじめられない」とか、
「親がネトウヨという理由で
いじめるのはおかしい」とか、
もっともなことを言うかもしれないです。
その場合は、「親が夫婦別姓でも
子どもはいじめられないし、
親が夫婦別姓という理由で
いじめるほうがおかしい」と、
同じことを返すことになります。
彼らが親がネトウヨであることを
肯定すれば、同じ理屈で、
彼らが夫婦別姓を否定する理屈に
反論されるということです。
彼らネトウヨは、これくらいで
自身の夫婦別姓に対する偏見に
気がついて、考えをあらためることは、
おそらくないと思います。
なんらかの「理由づけ」をして、
親がネトウヨでも子はかわいそうで
ないが、親が夫婦別姓は子どもが
かわいそうという、ダブルスタンダードの
正当化をはかると思われます。
付記:
親が夫婦別姓で子どもがかわいそうとか、
いじめられるという事例はないです。
夫婦別姓の子たちによる、
たくさんの事例がそれをしめしています。
「子どもの目線からの選択的夫婦別姓」
「子どもの気持ちを考えてください」
親がネトウヨで子どもがかわいそう、
という事例は現実に存在します。
「親がネトウヨだと子はかわいそう」
本当に子がかわいそうになる現実が
あるかどうか、これが「親が夫婦別姓」と
「親がネトウヨ」の決定的な差です。