2022年01月12日

反対派にアンケート参加を呼びかける

選択的夫婦別姓の是非についてツイッターで
アンケートをする反対派(非共存派)です。

この反対派(非共存派)は
なにを思ったのか、選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)にアンケートに
参加するよう呼びかけています。

 

反対派(非共存派)に率先して
参加するよう呼びかけたら、
アンケートの意味がないでしょう。
サンプルが偏るに決まっているからです。

自分が呼びかけた人たちの回答が
多くなるに決まっているし、
それは実際の世論からは
傾向が乖離することになります。

かくしておおよそ信頼のできない
アンケートになり、調査としては
「失敗した」と言えると思います。


アンケートの回答者はできるかぎり
ランダムに選んで、偏りを極力
小さくする必要があります。
それがアンケートを公正かつ
信頼できるものとするために、重要なことです。

一般的なアンケートでも、
できるだけたくさんのかたからの参加を
呼びかけることは、よくあります。
それはサンプルを増やすことで、
できるかぎり偏りをなくしたいからです。


今回の選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)のように、特定の回答を
するとわかっている人を選んで
参加を呼びかけるアンケート、
というのは前代未聞だと思います。

あきらかに偏ったやりかたで
自分にとって都合のいい回答を
「多数である」とすることに、
どんな意味があるのかと思います。



付記:

問題のツイートは「まだ回答されて
いないかた」としか言っていない、
「反対派(非共存派)のかた」とは
言っていない、とでも言うのでしょうか?

アンケート主が選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)で、「賛成派の
追い上げがすごい」と言っています。

となれば、このアンケート主は、
反対派(非共存派)に投票してほしくて、
自分のフォロワーに呼びかけていると
考えるのが妥当だと思います。


posted by たんぽぽ at 22:25| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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