「夫婦別姓で子どもが死ぬ」と言う
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
夫婦別姓を希望する人は4%という
根拠不明の数字を出していました。
「「夫婦別姓希望は4%」の根拠はなにか?」
この反対派(非共存派)なりの
4%の「根拠」がわかりました。
20-30代の男女を対象にした
タメニーの「パートナーエージェント」による
選択的夫婦別姓に関する調査があります。
これによると、夫婦別姓を希望するかたは
男性も女性も20%程度です。
「20代~30代独身男女、「夫婦別姓」賛成5割、実際に「別姓にしたい」は2割~女性の5人に1人は夫婦同姓に憧れないと回答~」
このタメニーの調査を、問題の反対派
(非共存派)はしめされたのでした。
20代30代未婚男女への調査では20%が別姓希望。https://t.co/geKWxsWzBA https://t.co/mZLURKVtUO
— 47×17 (@subaru1000) December 1, 2021
そうしたら夫婦別姓希望は男性も
女性も20%だから、夫婦別姓で結婚できる
割合は20%×20%で4%だ、などと
この反対派(非共存派)は
奇妙な計算をしたのでした。
頭悪いのかな?
— どっこいしょ (@Jag6tm) December 1, 2021
20%の男女が別姓婚を望んでいます。
20%の別姓婚希望の男性は、改姓OKの女性と普通に結婚できます。
20%の別姓婚希望の女性が、20%の別姓婚希望の男性と付き合って、別姓婚が成立する確率は20%×20%で全体の4%ですよね?😅
違う違う
— どっこいしょ (@Jag6tm) December 2, 2021
事実婚の割合が4%
夫婦別姓を理由の事実婚はそれ以下
20%×20%はその値におおむね合致してる
同じタメニーの調査によると、
夫婦同姓を希望する人は、
男性も女性も40%くらいです。
それゆえ夫婦同姓で結婚できる割合は
40%×40%で16%ということに、
この反対派(非共存派)の
計算のしかたをすればなります。
夫婦同姓で結婚する人たちが16%、
夫婦別姓で結婚する人たちが4%、
合わせて20%になります。
この反対派(非共存派)の
計算によると、残り80%の人たちの
結婚はどうなるのかと思います。
https://t.co/QWlpTMbGc0 あなたが紹介された調査だと https://t.co/mLnKKrE3VI 、夫婦同姓にしたい人は全体の40%ですね。あなたの計算方法だと、夫婦同姓の婚姻が成立する確率は40%×40%で、16%になります
— たんぽぽ (@pissenlit_10) December 24, 2021
https://t.co/SdPwsCt43O あなたの計算によると、夫婦同姓の婚姻が16%で、夫婦別姓の婚姻が4%、合わせて20%です。残りの80%の人たちの婚姻は、あなたの計算ではどうなっているのですか?
— たんぽぽ (@pissenlit_10) December 24, 2021
ばかばかしい「パラドックス」ですが、
男性も女性もランダムに
相手を選ぶのではないです。
夫婦別姓を希望する20%の男性と、
20%の女性が結ばれやすいで
あろうことは容易に想像できます。
そうなると夫婦別姓のカップルは
4%よりずっと多いと考えられます。
タメニーのアンケートで夫婦別姓希望と
答えたかたは絶対譲れない条件として
答えたかたとはかぎらないです。
結婚後の苗字が絶対譲れない
条件だったとしても、夫婦同姓が
強制される現状では、どちらかが妥協を
余儀なくされることはあります。
4%って何の数字かと思ったら…
— 47×17 (@subaru1000) December 2, 2021
同アンケートは同姓か別姓かの希望を聞いただけ。絶対譲れない結婚の条件でもないのに、別姓希望男女の割合の積が別姓婚が成立する確率、など完全な誤り。
この調子だと比較対象にした「親子同姓を望む子供20%」も怪しいものだな。
かくして、非改姓結婚の希望が
男女とも20%だったからといって、
夫婦別姓の結婚が成立するのは4%、
ということにはならないわけです。
くだんの選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)は、本気で結婚相手は
ランダムに選ばれると思って
いるのかもしれないです。
乳児検診や三者面談は夫婦別姓の
摘発のためにあると思っているくらい
生活感の欠如した人なら、
結婚相手をランダムで選ぶと
思っていてもふしぎはなさそうです。
謝辞:
くだんの反対派(非共存派)の
「夫婦別姓の希望は4%」の「根拠」を
教えてくださった47×17さま、
まことにありがとうございます。
夫婦別姓希望4%については言ってましたよ。
— 47×17 (@subaru1000) December 24, 2021
夫婦別姓を望むのは男女とも20%くらい、という調査結果から、別姓婚が成立するのが0.2×0.2で4%だと。
反論するのもアホらしいというか可哀想というか… pic.twitter.com/Jet4omlZbN