2021年12月24日

乳児検診、三者面談と夫婦別姓の関係?

前のエントリの続き。

「夫婦別姓で子どもが死ぬ」と主張する
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
そうした事態を防止するために、
乳児検診や三者面談がある
などと言ってもいます。

 


「乳児検診」は母子保護法にもとづいて
行なわれる、乳幼児に対する健康診断で、
予防接種も併せて行なわれるものです。

「三者面談」は教師、子ども、親御さんの
3者を交えて行なわれる面談で、
子どもの学校生活の様子を
3者で共有することで、将来の進路に
ついて話し合う場です。

ごく簡単に言えばこんな感じです。
常識的に知っているかたは多いでしょうし、
なにをわかりきったことを
と思うかたもいると思います。


乳児検診も三者面談も夫婦別姓とは、
なんの関係もないことはもちろんです。

このように乳児検診や三者面談が
なんのために行なわれるのか
まったくわかっていないことを
露呈させるから、選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)は生活感がないと
言われるのだと思います。


最初のツイートの反対派(非共存派)は、
乳児検診や三者面談は、親が夫婦別姓か
どうかを摘発する場だとでも
思っているのかもしれないです。

この反対派(非共存派)は、
乳児検診を実施する医師や、三者面談を
実施する教師も、夫婦別姓に対して
自分と同じ偏見を持っていると、
信じていることが考えられます。

それゆえ乳児検診や三者面談で
親が夫婦別姓だとしれることで、
医師や教師はそれを摘発するに
違いないと、この反対派(非共存派)は
思っているのかもしれないです。


この反対派(非共存派)は、
「夫婦別姓は摘発するべき悪」と
信じているのだろうとは思います。

それで社会のさまざまなしくみも、
自分が「悪」と思うものを
摘発するためにあると、
思い込んでいるのかもしれないです。


posted by たんぽぽ at 21:53| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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