2021年12月21日

改姓しない男性は相続詐欺をしやすい?

12月17日エントリの続き。

「夫婦別姓だと相続詐欺がしやすい」と
主張する選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)は、「結婚改姓しない
95%の男性は相続詐欺ができるのか?」と、
ななさんから訊かれています。

 


これはもちろん、

1. 夫婦別姓とは結婚する双方が
苗字を変えないということ

2. 夫婦別姓で相続詐欺が起きやすい
と言うなら、非改姓結婚は
相続詐欺をしやすいことになる

3. 現在も95%の男性は結婚改姓しない。

4. 2.と3.から、95%の男性は相続詐欺を
しやすいことになる

というロジックの展開です。


問題の反対派(非共存派)は、
4.が意味不明だと言っているわけです。


ななさんに「意味不明」と言われたので、
問題の選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)は、意趣返しが
したかったのだろうとは思います。

この反対派(非共存派)によっては、
上述の1.から4.のロジックは
本当に難しいのかもしれないです。


たいていの選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)は、夫婦別姓問題とは
夫婦で別苗字でいることが目的だと
錯覚を起こしています。

そんな反対派(非共存派)にとって、
本来の目的は非改姓結婚だという
上述の1.はどうしても
理解できないもののようです。


またたいていの反対派(非共存派)は
選択的夫婦別姓を女性だけの
問題だと思っているようです。

それゆえ、現状でも結婚改姓しない
男性の存在という3.を、
かかる反対派(非共存派)は
把握していないことが多いです。


posted by たんぽぽ at 22:45| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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