2021年12月17日

「夫婦別姓希望は4%」の根拠はなにか?

「夫婦別姓を望む人たちは4%以下で、
親子同姓をのぞむ子どもは20%以上」
などと言っている選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)です。

 

このように数字が出てくると、
その根拠はいったいなんなのか、
どの調査のことを言っているのか
という疑問が出てきます。


2020年に行なわれた、早稲田大学の
棚村政行教授と「選択的夫婦別姓・
全国陳情アクション」によるアンケートによると、
夫婦別姓を希望するかたは、
35-40%程度と考えられます。

このアンケートの回答者は、
20代から50代までの男女です。

「選択的夫婦別姓のアンケート・夫婦別姓の希望」



2016年のはじめに行なわれた
ウートピのアンケートでは、
夫婦別姓(非改姓結婚)を希望する
かたは全体の63%でした。

このアンケートの回答者は、
20代と30代の首都圏に勤務する女性です。

「非改姓結婚希望が6割以上」

夫婦別姓が可能になったら、あなたは?

こうした調査を見ていると、
夫婦別姓(非改姓結婚)を希望するかたが
4%以下とはとても考えられないです。
40%だというならリアリティはあります。

最初の反対派(非共存派)が
言っている「夫婦別姓の希望4%」の
根拠をしめしてほしいものです。


「親子同姓をのぞむ子どもは20%以上」
というのは、なおさらわからないです。
そのようなことを示す調査を
わたしは見たことがないからです。

最初の選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)は「20%」の根拠を
しめしていただきたいです。

posted by たんぽぽ at 22:18| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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