2021年12月17日

相続と夫婦同姓とイエ制度の関係

前のエントリの続き。

夫婦別姓だと相続で詐欺が起きると
主張する選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)は、「相続や夫婦同姓は
家制度とはなんの関係もない」と言っています。

 


そんなことくらい知っているよ。
現行民法には「イエ制度」はないし、
また存在しないという前提で
法律体系が作られています。

それゆえ現行民法で規定される
相続に関することや夫婦同姓も
「イエ制度」と関係するはずないです。


戦前の民法には「イエ制度」という
概念が厳然と存在しました。
「イエ制度」の家長である夫の
苗字を妻に名乗らせるための
「夫婦同姓」でしたし、また相続は
イエの財産の継承のためでした。

近代に入ってからの民法のなりたちまで
考えると、相続も夫婦同姓もイエ制度と
深い関係があることになります。


最初の選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)におかれましては、
相続と夫婦同姓が関係ないことを
よく知る必要があると、わたしは思います。

「夫婦別姓だと相続詐欺をしやすい?」

相続と苗字はなんの関係もないです。
苗字に関係なく、実の子は
法定相続人になります。
意味不明というほうが意味不明です。

実の子が結婚改姓や養子縁組によって
苗字が親と異なっていても、
法定相続人になれるわけです。



posted by たんぽぽ at 22:16| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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