2021年12月04日

反男女平等に内部批判のない自民党

12月2日エントリの続き。

子宮頸がんワクチン接種再開に関する
東京新聞の記事ブックマークには、
「性の乱れ」でワクチンに反対する
自民党や「保守派」を批判する
コメントもそれなりにあります。

つぎのブックマークは、そうした自民党に
批判的なコメントのひとつです。

 
子宮頸がんワクチン、8年ぶりに積極勧奨再開 自民の一部「性の乱れ」と抵抗、コロナ追い風に:東京新聞 TOKYO Web

自民党は内部調査・批判できないならキチガイの巣窟と言われても反論できんぞ / 「自民党内の保守的なグループが、HPVが性行為を通じて感染することから接種が『性の乱れ』につながると長く抵抗していた」

2021/11/13 21:54


このコメントでは、「性の乱れ」と
言って子宮頸がんワクチンに反対する
「保守派」を内部調査・批判できないなら、
自民党はキチガイの巣窟だと
言われかねないと言っています。


自民党にいる家族・ジェンダーに関して
因襲・反動的な議員たちは、
むかしからこのような女性の権利に
反対する発言や活動をしています。

彼ら反ジェンダー平等議員に対して、
自民党が目立つレベルで内部批判や
内部調査をしたことはないと思います。
家族・ジェンダーに関して因襲・反動的な
議員たちは、基本的に「野放し」です。


00年代に自民党の反ジェンダー平等
議員たちは、当時話題になっていた
「ジェンダーフリー・バッシング」の
一環として性教育バッシングを
繰り広げてきました。

「自民党・性教育バッシング」

特に今の首相である安倍晋三さんなんかは、
第一次安倍政権の2005年に
「過激な性教育・ジェンダーフリー
教育実態調査プロジェクト」を設置し、
性教育を激しくバッシングしました。

その事務局長を務めていた山谷えり子さんとは、
フジテレビの討論番組で向き合いましたが、
「性なんて教える必要はない」
「オシベとメシベの夢のある話をしているのがいい」
「結婚してから知ればいい」などと
いうのがその主張でした。

偏った認識にもとづいた異様な
性教育バッシングを続ける
議員たちを、自民党が内部批判をした
というお話はないようです。


最近でも第5次男女共同参画の
基本計画の議論で、選択的夫婦別姓を
どうするかが自民党で問題になりました。

「第5次男女共同参画・選択的夫婦別姓」
「大幅に後退した選択的夫婦別姓」

選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)
議員たちは、自分の偏執狂的な
家族イデオロギーを押し付けることしか
念頭になかったです。

推進派議員たちは、そんな彼ら反対派
(非共存派)議員たちに対して、
積極的に批判した様子はなく、
「だまって見ている」だけも同然でした。


最初のブックマークコメントでは
「自民党はキチガイの巣窟と言われても
反論できんぞ」と言っています。

かかる異様な家族イデオロギーを
信仰する家族・ジェンダーに因襲・反動的な
議員たちは、わたしはすでに
「狂信者」だと思っています。

このような「狂信者」たちを
野放しにし続ければ、自民党全体が
かかる「狂信者」の巣窟だと思われても、
無理もないことだと思います。

posted by たんぽぽ at 21:53| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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