2021年11月29日

歓楽街の衰退・創作の目的はなにか?

11月27日エントリの続き。

温泉地の歓楽街を「いかがわしいものは
よくない」と批判した市長がいた、
という「創作」をするのは、
なにが目的かという問題があります。

 


一連のツイートの最後のほうで
「温泉を巡る今回の騒動の、絵の具合に
関する様々の指摘」とあります。

これは「温泉娘」に対するジェンダーの
観点からの批判が念頭にあるのでしょう。
一連のツイートをした人は、かかる批判が
気に入らないものと思います。

それでフェミニズムに対する反感を
あおるために、フェミニズムが
ネガティブに扱われるような
創作をしたものと思います。


ジェンダーの観点からの批判で
温泉地の歓楽街がなくなったことで、
自分の故郷の町がさびれたというのが、
このストーリーの顛末です。

つまり自分の故郷の町がさびれたのは
「差別だ性的搾取だと攻撃する
フェミの被害にあったからだ」
ということにするということです。

それで「温泉娘」を差別だ性的搾取だと
批判することも「フェミによる
不当な攻撃」であるかのように
印象付けようというのでしょう。


かかる創作に対して「反ポリコレ脳に
媚びた妙な都市伝説」という批判があることを、
前のエントリでご紹介しました。


反フェミやミソジニー、ネトウヨの
たぐいの中には、かかる一連のツイートを
事実だと信じて、フェミニズムに
対する憎しみをあらたにする人も
それなりにいるのだろうと想像します。



posted by たんぽぽ at 22:41| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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