昭和時代の温泉地の男性向け歓楽街が
さびれたのは、バブル崩壊で
不況になって客層が変わったからという
指摘をするツイートをしめしました。
このツイートで、かかる温泉街の
歓楽街について、「いかがわしいのは
よくない」と言った首長などいなかった、
という指摘があります。
で、温泉地の歓楽街が廃れたのは、別にいかがわしいのはアカンと言った首長がいたからではなく、慰安旅行など歓楽街で遊ぶ男性中心の団体旅行が廃れ、カップルや女性グループなど個人旅行が温泉客の主体になったから。
— 社虫太郎 (@kabutoyama_taro) November 19, 2021
嘘だと思うならJTBに聞いてみろ。反ポリコレ脳に媚びた妙な都市伝説をこさえるな https://t.co/4ITbJh0TZ3
これは温泉地の歓楽街がすたれたのは、
「いかがわしいのはよくない」と
言った首長がいたというお話を
もっともらしくしている
ツイートがあるからです。
最初のツイートからリンクしている
ツイートなので、見ればすぐに
わかるだろうと思います。
温泉を巡る今回の騒動の、絵の具合に関する様々の指摘はいったん他所へ置くとして、俗にいう「いかがわしい」ものを排除しようとした温泉街の顛末として、私の生まれ故郷は読み取ることができるのではないかと思う。もちろん町おこしに失敗した地方都市の顛末、ともいえるけれど。
— 三条京阪 (@sanjou_keihan) November 18, 2021
私の生まれは温泉街で、秘宝館こそないものの、幼稚園の頃までは街中にストリップの小屋があった。店の前には、いつも怖いおじさんが長い木の棒を持って立っていて、子供が寄らぬよう店番をしていた。私が小学校へ上がる年に、新しく来た市長が「いかがわしい産業はよろしくない」と言い始めた。
— 三条京阪 (@sanjou_keihan) November 18, 2021
バブル崩壊の前後の日本社会は、
男性たちが温泉地で女性を
性的搾取することを、重大な人権問題として
意識できる水準ではなかったと思います。
かかる男性たちによる
女性の性的搾取は、「あたりまえ」
くらいに思っていて、さほど問題意識は
なかったものと思います。
温泉地の歓楽街における性的搾取を
「いかがわしいからよくない」
などと言う自治体の首長がいたとは、
とても考えにくいことです。
「いかがわしい産業はよろしくない」と
言い始めた「新しく来た市長」
とやらのお話は、おそらく
「創作」ではないかと思います。