2021年11月25日

身を切る改革・ふたたび頭をもたげる

維新の「身を切る改革」はいい加減だ、
という政治学者、山口二郎氏のツイートです。

 


10月31日の衆院選で、維新が大躍進を
したからでしょう、彼らの唱える
スローガンである「身を切る改革」が
また注目されるようになったものと思います。

実際、メディアなどでふたたび
「身を切る改革」というフレーズを
見かけるようになったと思います。

いったんは収束にむかった
平成の政治思想「カイカク」が、
またぞろ頭をもたげてきたもののようです。


「身を切る改革」に「神通力」がまだある
というのが、わたしはむしろ意外です。

そんなものは大阪都構想の二度の否決や、
希望の党の茶番劇で、だいぶ鳴りを
ひそめたと思ったからです。


山口二郎氏は、「身を切る改革」を
批判できるかにメディアの見識が
問われているとも言っています。

わたしはかかるメディアの見識には、
それほど期待していないです。
メディアは「カイカク」がまた
もてはやされるようあおるのではないか、
という心配さえあります。

本当にそうなったら、わたしが
「悪夢」だと思っている2017年10月以前、
いや2016年7月以前の政治状況が
ぶりかえすことになると思います。



付記:

「カイカク」はわたしが作ったことばです。
一般的に使われている政治用語ではないです。
くわしくはこちらをご覧ください。

「平成時代の政治思想・カイカク」

posted by たんぽぽ at 22:19| Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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