2021年11月25日

夫婦別姓・結果が目的に見える表現

「夫婦別姓」という日本語の表現は
よくないのではないか、というツイートです。

同様のことを考えているかたは、
結構いるのではないかと思います。

 


選択的夫婦別姓の実現を求めるかたは、
望まない結婚改姓をせず、
生来の苗字を維持したい、
ということがモチベーションです。

夫婦別姓になるのは結果的なことで、
目的にしているのではないです。
結婚改姓したくない人は、多くの場合、
相手が結婚改姓するなら夫婦同姓でも
問題ないと考えていると思います。

「夫婦別姓」という表現は、
「非改姓結婚」が目的であって、
「夫婦別姓」は結果的なことだという本質を、
わかりにくくするということです。


わたしも「夫婦別姓」とか
「選択的夫婦別姓」という表現は
あまりうまくなかったかもと思います。

「選択的婚氏制度」くらいに
しておけばよかったと思います。


posted by たんぽぽ at 22:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
確かにそう思いますね
Posted by あいうえお at 2024年11月29日 20:40
最初に法案を議論した法制審議会も、
夫婦別姓を「どちらかといえば
好ましくないもの」と、
とらえていたのかもしれないです。

「選択的夫婦別姓」というネーミングも、
そのときの名残りかもしれないです。
Posted by たんぽぽ at 2025年01月06日 22:41
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