2021年11月20日

自民党・推進派の議連はどうしているか(2)

前のエントリの続き。

自民党の推進派議員が選択的夫婦別姓の
実現のためになにか効果的なことをすると
思っているならナイーブだと、
わたしはツイートしたのですが、
ご本人からリプライがありました。

もとのツイートのご本人いわく、
自民党の推進派議員たちが選択的夫婦別姓に
対して効果的な活動をするなんて、
みじんにも思っていないとのことです。

 

そういうことでしたか。
この点に関しては失礼しましたと、
おわびしたいと思います。


もとのツイートのかたは、
自民党政権での実現は無理なことは
承知の上で自民党の選択的夫婦別姓の
推進派の議連がなにをしているのかを
把握したいもののようです。

衆院選が終わってから現時点まで、
すでに3週間程度経過していますが、
自民党の推進派議連がなにか活動や
発言をしたというお話はないようです。


わたしの予想ですが、自民党では、
選択的夫婦別姓について議論されることは、
もうない可能性を考えたほうが
いいのではないかと思います。

岸田首相は選択的夫婦別姓の検討を
自民党の公約から削除しました。
そして自民党はさきの衆院選で、
問題なく勝利を収めました。

「選択的夫婦別姓・検討もできない自民党」

これをもって選択的夫婦別姓の
議論をしないという公約が
信任されたことになると主張できます。
今後の議論を打ち切る理由が
できたことになります。


ただでさえ自民党は反対派(非共存派)が
選択的夫婦別姓の議論を封印したくて
しょうがない状況です。

議論を打ち切る口実ができた以上、
彼ら反対派(非共存派)に逆らって
選択的夫婦別姓の議論をするなんて、
きわめて難しい状況だと思います。

posted by たんぽぽ at 16:45| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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