2021年10月23日

ていねいな議論でなく乱暴な闘争

自民党が衆院選の公約から
「選択的夫婦別姓の検討」を削除したこと
関して、高市早苗が「納得感を得られるよう
丁寧に議論したい」と、「台本」を読むような
「言いわけ」をしていたのでした。

この「ていねいな議論」に疑問を
呈するかたがいらっしゃります。
それはたしかに疑問がわくと思います。

 
自民、公約の夫婦別姓検討を削除 慎重派に配慮か | 共同通信

高市早苗政調会長「公約が後退したわけでは決してない」「国民の間にさまざまな議論がある。納得感を得られるよう丁寧に議論したい」丁寧な議論?

2021/10/12 21:11


自民党の選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)議員たちがやっているのは、
「ていねいな議論」ではないと思います。
「乱暴な闘争」だと思います。


最近では第5次男女共同参画の
基本計画における議論がひどかったです。
このときの反対派(非共存派)議員たちは、
ただひたすら自分たちの偏見で汚れた
家族観を押し通そうとするだけでした。

「第5次男女共同参画・選択的夫婦別姓」
「大幅に後退した選択的夫婦別姓」

推進派の意見はなおさらですが、
パブリックコメントに寄せられた
選択的夫婦別姓の実現を求める声も、
まったく聞こうとしないです。

「日本は選択的夫婦別姓を認めない
世界で唯一の国」といった現実とも、
彼ら反対派(非共存派)議員たちは
向き合おうとしないです。


彼ら反対派(非共存派)議員たちは、
いかにして選択的夫婦別姓の実現を
阻止し続けるかしか念頭にないのでしょう。

それでもまともに議論すると、
多くの事実と根拠で堅められた
推進派の主張に対して、彼ら反対派(非共存派)は、
絶対に反論できなくなります。

それで「議論」ではなく「闘争」を
しかけることで、彼ら選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)は、自分たちの
偏った家族観を守るということです。


自分たちのやっていることを、
「狂った闘争」と本当に言うと、
非民主的なのはあきらかです。
自分たち反対派(非共存派)に
聞く耳がないことがはっきりします。

そのあたりをごまかすために、
あまりに見えすいていると思っても、
「ていねいな議論をしたい」と言って、
自分たちには聞く耳があって民主的なように
装おうとするのだと思います。


posted by たんぽぽ at 23:06| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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