性的少数者の理解増進法に反対の理由が
「自民党が示す反対の理由が本音と思えない」
というコメントがあります。
選択的夫婦別姓、LGBT法案に賛成なら挙手を ⇒ 自民党の岸田文雄総裁だけ挙手せず。理由は?【党首討論会】自民党の説明する選択的夫婦別姓、LGBT法案に賛成しない理由が、いつもどうしても本音とは思えないのだが。
2021/10/18 19:36
選択的夫婦別姓に関しては、具体的には
岸田文雄が日本記者クラブ主催の
党首討論会で述べた「多くの国民の意識を
しっかり考えて」うんぬんをあげています。
ほかによく出てくる「慎重な検討が
必要だ」もそうですが、こういったものは
自民党の反対派(非共存派)の
本音ではないだろうと、わたしも思います。
自民党のお偉いさんならだれであっても、
国会の予算委員会とかメディア相手の
討論会で質疑されたときは、判で押したように
同じことを言うからです。
これらは、自民党が選択的夫婦別姓に
反対する理由を訊かれた場合にそなえて、
あらかじめ準備した回答だと思います。
さしあたってこう言っておけば、
目先の批判はかわせるという戦略で
作った「台本」のようなものなのでしょう。
それゆえ自民党の選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)の本性でないとしても、
ごもっともだと思います。
「夫婦同姓は日本の伝統」とか
「夫婦別姓で犯罪が増える」とか
「夫婦別姓だと子どもに問題がある」とか
「夫婦別姓は家族や戸籍を破壊する」あたりなら、
自民党の反対派(非共存派)たちも、
結構本気で思っていると思います。
それでもこれらも「あとづけの理屈」で、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
「本性」ではないだろうと思います。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
本性は自民党の議員もふくめて
「自分の結婚相手の女性が
改姓しないのは許せない」
「自分の妻が旧姓にもどしたいと
言うのは許せない」だと思います。
「選択的夫婦別姓・反対派の「正体」」
「選択的夫婦別姓・反対派の「正体」(2)」
それはあまりにも差別的で
独善的なことがはっきりしています。
それゆえめったなことでは言えない、
ということだと思います。
一般の反対派(非共存派)でも
用心してなかなか言わないくらいです。
国会議員、政治家という立場なら、
なおさら言えないことでしょう。