2021年10月16日

選択的夫婦別姓と皇室は関係ない

「たんぽぽのなみだ」ブログの
10月13日エントリでご紹介の
「他人の夫婦別姓で自分に不利益はあるか」
というアンケートに回答した
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)です。

「他人の夫婦別姓で自分に不利益はある?」

 

この反対派(非共存派)は「他人が夫婦別姓を
選択することで自分に不利益はある」と、
じつに堂々と答えています。

どんな不利益かというと「いわゆる左翼が
皇室解体の一環として進めている」だそうです。


そんな事実はどこにあるのかと思います。
選択的夫婦別姓の実現を求めるのは、
自分の生活や尊厳のために、結婚しても
苗字を変えたくないかたたちです。

天皇や皇室なんで、選択的夫婦別姓とは
なんの関係もないし、実現を求めるかたも
関心がないことがほとんどだと思います。

他人の夫婦別姓で自分に不利益が
あることにしたくて、こじつけた
言いがかりをつけたとしか言いようがないです。


この選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
「皇室解体」なんてとっぴな発想を、
どこから持ってきたかは想像はつきます。

日本会議の機関紙に、ジェンダー平等意識が
皇室に波及して女性天皇や母型天皇の容認に
つながることを警戒して、選択的夫婦別姓に
反対するという趣旨の記事が
載ったことがありました。

「差別のための夫婦別姓反対」


「選択的夫婦別姓で皇室解体」は、
このような日本会議の差別意識にもとづく
被害妄想がもとだろうと思います。


posted by たんぽぽ at 22:22| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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