「日本は神の国だから選択的夫婦別姓を
認めない」発言でわたしが連想したのは、
森喜朗が首相だったときの
「日本は天皇を中心とした神の国」発言です。
森喜朗の「神の国」発言も、
今回の「Ege」の「神の国」発言も、
同じような考えかただろうと思います。
亀井静香が今年の2月に、「日本人は
みんな天皇の子だから、夫婦同姓が
強制される」と言って物議をかもしました。
「神の国だから選択的夫婦別姓に反対」は、
この発想だろうと思います。
「亀井静香・選択的夫婦別姓の反対論を展開」
森喜朗の「神の国」発言は1999年ですから
いまから20年以上まです。
それでもこの「神の国」発言には
猛烈な批判があったのでした。
現在、政治家や識者、著名人が、
「日本は神の国だから選択的夫婦別姓に反対」
などと言ったら、なおさら強い批判が
あるのではないかと思います。
「Ege」という選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)は、森喜朗の「神の国」
発言がかつて批判されたことを、
どのように考えるかと思います。