日本は明治の始めまでは、夫婦別姓が
容認された、というか主流だったのでした。
となれば、「日本は神の国だから
選択的夫婦別姓を認めない」の「神」は、
明治時代に取り替えたのかもしれないです。
この下に連なるコメントがもうすごい。夫婦別姓は神のご意思に沿わないそうで。明治以前は夫婦別姓だったから明治以後に神を総取っ替えしたのかな? https://t.co/6fi7R5jNYB
— あーた@選択的夫婦別姓希望の事実婚妻 (@atabessei) September 26, 2021
明治に入ってはじめは夫婦別姓が
原則だった日本も、やがて欧米諸国の影響を
受けて夫婦同姓が浸透していきます。
1898年には、民法で夫婦同姓が定められます。
欧米諸国との不平等条約を解消するために、
欧米風の法整備が必要だったこともありました。
「日本で夫婦同姓になった起源」
明治に入ってから、日本は夫婦別姓を
認めなくなったことになります。
そうなると、選択的夫婦別姓認めない神は
明治時代に、それまでの神さまと
入れ替わったのかもしれないです。
明治時代以降の日本の神さまですが、
思い当たるふしのひとつとして、
明治の近代天皇制の時代に
日本では「国家神道」なるものが作られました。
「日本は神の国」とか「神の国だから
選択的夫婦別姓に反対」というのは、
「国家神道」の形成と関係あるかもしれないです。