2021年09月30日

なぜ神の国は選択的夫婦別姓に反対か?

9月29日エントリの続き。

日本は「神の国」だから、日本だけは
選択的夫婦別姓を導入してはならない、
というのは、どういうことかと思います。

 


日本だけでなく世界中のほぼすべての
民族や文化圏に「神」という概念はあります。
そう考えると、世界中が「神の国」になります。

そして世界中のほとんどすべての国で
選択的夫婦別姓が導入されているか、
夫婦別姓が原則となっています。
「神の国」というだけでは、
選択的夫婦別姓に反対する理由はないでしょう。



くだんの選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
日本の神だけが「本物」で、世界中で
信仰されているほかの神さまは
すべて「まがいもの」とでも言うのでしょうか?

狭量な信仰の持ち主なら考えそうです。
そうなると日本の神だけが「本物」である
教義や文化的根拠を示されたいです。


日本以外の神さまを本物とするか
にせものとするのか、どちらにしても、
日本の神は選択的夫婦別姓を
認めないことになります。

なぜ日本の神は夫婦同姓でなければ
ならないと考えるのか、くだんの反対派
(非共存派)は、その日本の文化的背景や
精神構造を示す必要があるでしょう。




posted by たんぽぽ at 23:45| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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