2021年09月01日

またポパーの寛容のパラドックス

選択的夫婦別姓に反対しているのに、
「多様性を認めあう心をはぐくむ」なんて
丸川珠代が言っていることを、
「たんぽぽのなみだ」ブログでお話しました。

「選択的夫婦別姓に反対で多様性を認める心?」

そのしらじらしさや偽善性ゆえに、
ツイッターでも批判が出てくることになります。

 


そこへ「選択的夫婦別姓に反対する意見も
認めるのが多様性」という趣旨の
リプライをする人たちが出てきました。

こんなことを言う彼らは、もちろん
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)です。



また「ポパーの寛容のパラドックス」です。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)で
これを持ち出す人は結構います。

「多様性からの逆行・寛容のパラドックス」
「またポパーの寛容のパラドックス」



「多様性」を尊重するためには、
多様性に反する不寛容に対しては、
批判的になる必要があります。

選択的夫婦別姓に反対する、
ということは、不寛容の典型です。
よって多様性を尊重するためには、
選択的夫婦別姓に反対する意見を
認めてはならないことになります。


上述の反対派(非共存派)のように
不寛容を正当化する方便として
「多様性」を持ち出す人がいるから
「多様性はならずものの最後のとりで」に
なるのだと思います。

「多様性をならず者の砦にするな」

多様性を認めることは重要です。
それゆえ多様性をならずものの
とりでにしては、絶対にならないです。
「不寛容を認めるのも多様性」という
狂った主張には、徹底して
批判する必要があるでしょう。


posted by たんぽぽ at 22:36| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください