2021年08月26日

男性は怨念の対象が一般化しやすい?

男性は女性より、怨念の対象が
「社会全体」とか「すべての女性」のように
抽象化や一般化をしやすいのではないか、
という指摘をするツイートです。

小田急線の通り魔によるフェミサイドに
関係してくることでもあります。
(このフェミサイドを意識した
ツイートだろうと思います。)

「小田急線の無差別殺人・フェミサイド」

 


『リング』や『呪怨』で、ビデオを観た人や
家に入っただけの人が無差別に
襲われるというのが、ツイートのかたの
妻はどうしても理解できないそうです。

ツイートのかた(男性)は、自分を虐げた
社会全体に復讐したい気持ちなのだろうと、
その感覚は理解できると言っています。

ここでツイートのかたは気がついたのでした。
怨念の対象が抽象化や一般化をして、
ターゲットが無差別になるのは、
男性に顕著な特徴ではないかということです。

貞子や伽耶子は女性ですが、彼女たちの作者は男性です。
無意識のうちに男性的な怨念の持ちかたが
現れたのではないかと思われます。


これは重要な指摘かもしれないです。
これまでにこうしたことを研究したかたは
いらっしゃるだろうかと思います。
もし研究があまりなされていないなら、
ぜひ研究していただきたいところです。

ツイートのかたは、男性は怨念の対象が
抽象化や一般化をしやすいという
一定の根拠も示しています。

法務省の調査によると、2013年の
無差別殺傷事件の犯人は、52人中51人が男性、
ほとんど男性しかいないレベルです。

「無差別殺傷事犯に関する研究」



小田急線の通り魔も、社会全体に怨念が
拡大していたし、またターゲットは
「女性ならだれでも」になっていました。

「非もてをこじらせたフェミサイド」
「派遣社員の生活苦・男性の狭隘な認識」

かかる怨念の抽象化、一般化と、
ターゲットの無差別化は、やはり男性の特徴
ということになるかもしれないです。


サンタバーバラの非もてや、モントリオール
工科大学の銃撃犯も、犯人は男性で、
ターゲットは「女性ならだれでも」でした。

「女性を嫌い殺戮した瞬間大量殺人鬼」
「サンタバーバラの非もて」

怨念の対象が抽象化、一般化する傾向は
男性のほうが強い現象は、外国でも
見られることかもしれないです。


posted by たんぽぽ at 22:25| Comment(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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