2021年06月09日

選択的夫婦別姓・実現まで議論は続く

前のエントリの続き。

「選択的夫婦別姓を導入しなければ
議論も起きなくていい」などと
この反対派(非共存派)は言っています。

 


望まない結婚改姓にともなう
不利益はなくしようがないです。
夫婦別姓の選択肢を必要とする人たちは
現実にいるということです。

必要とする人たちが現実にいる以上、
選択的夫婦別姓が実現しないかぎり、
選択的夫婦別姓を導入せよという要求や
議論はかならず起きることになります。


「めんどくさそうだ、議論は起きないほうがいい」
という人が抑圧すれば、選択的夫婦別姓の
議論を一時的に逼塞させることはできるし、
実際に逼塞させたことがあります。

その場合、問題はなにも解決しないままなので、
いずれ選択的夫婦別姓の議論は再燃します。
選択的夫婦別姓が実現しないかぎり、
半永久的に続くということです。


posted by たんぽぽ at 22:32| Comment(4) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
導入したら議論が終わることになぜ気づかないのでしょうか
Posted by イト at 2024年08月08日 01:29
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)に
とっては、そのようなかたちで議論が
終結したら「完敗」ですからね。
それだけは絶対に避けることなのでしょう。

もともと彼ら反対派(非共存派)は
人権意識にいちじるしくとぼしいので、
権利獲得の闘争とはどういったものかが
わからないのだと思います。
Posted by たんぽぽ at 2024年08月12日 11:58
今導入すれば、これ以降面倒は無くなると思わないのでしょうか
Posted by イト at 2024年08月12日 14:33
やはり「完敗」するくらいなら、
面倒なことを続けたほうがいい、
ということではないかと思います。
Posted by たんぽぽ at 2024年08月13日 11:58
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