選択的夫婦別姓の議論に、重婚、近親婚、
児童婚を持ち出して「心底やばい」と
言われた反対派(非共存派)ですが、
ここに同性結婚を入れないのは、
さらにやばいのではないかという意見もあります。
この国、心底やべえなあという理由を煮詰めたようなツイートを見てしまった pic.twitter.com/eD44YAagsp
— さいき まこ【言えないことをしたのは誰?①~③】 (@SaikiMako) May 18, 2021
これ、同性婚を入れてないのが尚更ヤバくないですか?
— ぴのにゃ~さん( ´∀`) (@moth0127) May 19, 2021
同性結婚は要望が強くなっていて、
支持するかたも増えて、実現の現実味が
まがりなりにもあります。
世界を見わたせば、すでに同性結婚の
法制化が実現している国もあります。
それゆえ「同性結婚も認めなければ
ならない」と主張することは、
仮定であっても同性結婚の法制化実現に
加担することになります。
選択的夫婦別姓に反対するくらいの人は
同性結婚に反対していることも多いです。
自分が認めたくないものを認めろと
言うことになるので、同性結婚を
列挙しないものと思います。
重婚、近親婚、児童婚はどうせ実現の
可能性がない、広範の支持など得られる
はずがないと思っているから列挙する
ということもあるのでしょう。
このように考えて、夫婦別姓、重婚、
近親婚、児童婚のところに同性結婚を並べない
ということなら、「心底やばい」と言われた
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
たしかになおさらやばいでしょう。
自分の差別意識に正直だからです。
付記:
20年ほど前の選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)は、同様の議論をする際、
同性結婚を列挙することはありました。
同性結婚の法制化に現実味が薄く、
広範の支持が得られないと思っているなら、
列挙するということだと思います。