「madao」が選択的夫婦別姓の反対派
(非共存派)になったきっかけのひとつに、
「選択的夫婦別姓の導入は戸籍の廃止だ」
というものがあります。
これは反対派(非共存派)の典型的な
間違った認識のひとつです。
前半は面倒から探さないw別にどう思われようと影響はないからw
— madao@ (@madaoorz2) April 16, 2021
後半の部分は、この方のツイート↓を見て確実に反対しなきゃと思ったわけ。
まぁ君には戸籍とか皇室とかたいした問題ではないのだろうけど。https://t.co/HoIIDNxb3B
どっちもどっちのような気もします。共産党や立憲民主党の提出している選択的夫婦別姓法案は、家族戸籍廃止法案なのに、それを言わない。また枝野代表は夫婦別姓論と女系天皇論とを結び付ける筋悪。論戦になっていない原因は与党と維新以外の野党の双方にある印象です。 https://t.co/aUlh2ZA33g
— 足立康史 (@adachiyasushi) January 22, 2020
選択的夫婦別姓の導入を求めるかたは、
戸籍の廃止まで主張していないことが多いです。
推進派は選択的夫婦別姓に対応した
戸籍のフォーマットを考えているくらいです。
戸籍の維持、存続は前提に
なっていることはあきらかです。
「夫婦別姓対応に戸籍を変えて問題ない」
「身分登録を夫婦別姓対応にする負担?」
既に平成8年に別姓の戸籍のテンプレートが出来ておりますので各役所でクリックひとつで出来るようになっております pic.twitter.com/ewSrzipcJH
— 手洗いうがい@わんわん (@Nzdaisukiikoiko) June 16, 2018
もうシステムは出来てますよー pic.twitter.com/evXG8rWGWc
— 手洗いうがい@わんわん (@Nzdaisukiikoiko) June 6, 2019
戸籍を問題視し、個人単位の身分登録の
導入を進めるかたもいますが、
その場合でも選択的夫婦別姓とは
べつの問題として考えています。
選択的夫婦別姓の導入と戸籍の廃止を
結びつけるのはもっぱら反対派(非共存派)です。
彼らは信奉する「家族イデオロギー」にもとづき
戸籍をあがめているのでしょう。
それゆえ「ひとつの戸籍にひとつの苗字」
という現状の改変がともなう民法の改正を
彼らの「信仰」の否定であり
「破壊」ととらえるものと思います。
「madao」は最初に紹介のツイートで、
「君には戸籍とか皇室とかたいした
問題ではないのだろうけど」と言っています。
「madao」にとって戸籍は大事らしいです。
戸籍を「信仰」する反対派の精神構造の
持ち主と考えられることになります。
このような人が、以前は選択的夫婦別姓に
賛成していたと言ったところで
信用できないというものです。
わたしのつたないブログが、
反対派(非共存派)の精神・思考構造を
理解するのにお役に立ててうれしいです。
彼ら反対派(非共存派)にとっての
「戸籍」は、一種の「宗教」だと思います。
「宗教」の戸籍だから、現実の戸籍とは
まったく異なるのでしょう。
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
自分の一連の主張は「一般人なら理解できる」と
信じているからやっかいです。
そして彼らは自分も一般人だと
信じているから、さらにやっかいです。
>戸籍の破壊という言葉は非共存派しか使わない
そうなのですよね。
反対派(非共存派)だけが共有する
ひどく偏った認識だと思います。
「戸籍の破壊」というフレーズを
しょっちゅう聞かされる立場としては、
彼ら反対派(非共存派)に感化されないよう
注意が必要だと思います。