2021年05月05日

夫婦同姓の強制が守ってきた価値?

選択的夫婦別姓の導入によって
「いままで守ってきた価値を失なうことになる」
などと言っている、反対派(非共存派)です。

夫婦同姓の強制によって守ってきた
「価値」とはどんなことかと思います。

 


「女性が改姓することがあたり前だから
実質考えなくていい」ということでしょうか?
以前、ある選択的夫婦別姓の反対派が
言っていたことです。

問題のツイートでは「いままでは」で
はじまっていますし、ここで述べていることは
「いままで守ってきた」と言えるでしょう。

「女性が改姓するから実質考えなくていい?」



女性だけが結婚改姓を余儀なくされ、
その不利益を受けることになる、
これはまさしく男性中心的であり、
女性差別的であることはあきらかです。

こんな差別的な「価値」など、
そもそも守るべきではないことです。
すぐさまなくしてしかるべきです。


posted by たんぽぽ at 18:52| Comment(2) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
実態がよくわかるもの(改姓に基づく不利益の削除)のために、国民全体(不利益を受けている人・影響を受けない人)を巻き込んで法を改正する必要がありますね。
これでなんで価値観を失うのかがよくわりませんが・・・
Posted by あいうえお at 2023年05月08日 18:47
あいうえおさま
コメントありがとうございます。

>国民全体(不利益を受けている人・影響を受けない人)を
>巻き込んで法を改正する

「四半世紀以上、人権侵害を放置し続けて、
国際的にもすっかり立ち遅れている」ことを、
認識させて国民全体の問題とするのは、
一案(必要?)かもしれないです。


反対派(非共存派)が失なわれると
言っているカチカンは、エントリに書いたように
「女が改姓するのがあたりまえだから
実質考えなくていい」だと思います。

自己中心的で差別的なのがあきらかなので、
それを前面に出さないようにして、
「きれいごと」を並べて、
ごまかそうとするのだと思います。
Posted by たんぽぽ at 2023年05月11日 22:24
コメントを書く
コチラをクリックしてください