選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
本当に「日本の伝統文化をしっかりと
理解している人たち」か?という、
前に保留したことを考えたいと思います。
こんな問いかけは、わたしのブログを
ご覧になるくらいでしたら、
言わずもがなだろうとは思いますが。
ちなみに、日本の伝統文化をしっかりと理解している人達、126592人が参加したYahooアンケートによると、
— 🇯🇵息吹定家「パパ保守侍」 (@ibuki_teika777) April 16, 2021
選択的夫婦別姓に反対が62%
選択的夫婦別姓に賛成が35%
になります‼️#選択的夫婦別姓反対 pic.twitter.com/jZcN7roYkg
彼ら選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
現行民法の夫婦同姓の強制を
「日本の伝統」だと信じています。
日本が民法で夫婦同姓の強制を
定めたのは1898年、いまから120年前です。
明治時代の後半に入ってからなので、
歴史は浅く、伝統とは言いがたいでしょう。
日本で夫婦同姓の強制を定めたのは、
欧米列強と結んだ不平等条約の解消のために、
欧米風の法整備が必要になったからです。
それまでの「日本の伝統」を捨てて、
欧米諸国の制度を採り入れたということです。
「日本で夫婦同姓になった起源」
同姓を名乗れとされたのは明治31年(西暦1898年)。明治も随分進んでから。なんでかというと、不平等条約撤廃のために欧米列強風の法整備が急がれたかららしい。何のことはない、夫婦同姓は伝統でも何でもなく、むしろ儒教由来の同姓不婚の伝統を破って、欧米化するために作られた制度ということだ。
— mipoko (@mipoko611) January 27, 2018
ようは夫婦同姓なんて日本の伝統でも
なんでもないということです。
それを日本の伝統と信じて疑わない
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
「日本の伝統をろくにわかってない」
と言わざるをえないです。
夫婦同姓にかぎったことではないです。
反対派(非共存派)諸氏の
「日本の伝統」に対する理解なんて
いいかげんなものが多いです。
そんな彼らが自分たちを「日本の伝統文化を
しっかりと理解している人たち」と
思っているのは、おおよそ実態にそぐわない
思い込みになるでしょう。
付記:
「日本の伝統文化をしっかりと理解していると、
自分では思っている人たち」なら、
だいぶ正確になると思います。
"日本の伝統文化をしっかりと理解している人達" https://t.co/BvYDeuj4kl 正確には「日本の伝統文化をしっかり理解していると、自分では思っている人たち」だろうけれど
— たんぽぽ (@pissenlit_10) April 20, 2021
たくさんコメントありがとうございます。
「伝統」というのは、自分たちに都合のいい
因襲的カチカンのことだと思います。
「因襲」と言うと聞こえが悪いので、
「伝統」と耳あたりのよさげな
表現を使っているのでしょう。
なので「伝統」が出てきたら、
まず疑ってかかれ、だと思います。
http://taraxacum.seesaa.net/article/282021753.html