2021年03月24日

夫婦別姓反対派・狂信カルトと言われた

3月22日エントリの続き。

選択的夫婦別姓の実現を望む人たちは
同姓夫婦を差別するようになるなどと言う、
匿名ダイアリーの続きです。

https://anond.hatelabo.jp/20210311030526

 
ここに出てくる、選択的夫婦別姓の反対派を
「狂信カルト」と評しているコメントは、
はてなブックマークです。

自民党保守派にとって「選択的夫婦別姓」は姓氏だけの問題ではない 議論を後退させた背景にある“国家観” - wezzy|ウェジー

狂信カルト以外に表現が見つからない。

2021/01/30 12:09


どこについたブックマークかと思って
リンクをたどると、ウェッジの記事が出てきます。

自民党保守派にとって「選択的夫婦別姓」は姓氏だけの問題ではない 議論を後退させた背景にある“国家観”」
(はてなブックマーク)

選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
背景思想は、戦前・戦中の天皇制を
支えるための家族観だという指摘です。

簡単に言うと

1. 日本人は同一の祖先から出ている。

2. 祖先から現代人にいたるまでの
系譜を継承するのが「家族」。

3. 日本はそうした「家族」が集まった「家族国家」。

4. そうした日本の「家族」の中心が天皇家。

というものです。


こんな戦前、戦中の天皇制という、
すでに否定されたものを正当化するための
家族観や国家観を、現代になっても
まじめに信じているのは、「カルト」と言われても
無理もないでしょう。

このような家族観、国家観にもとづく
議論を展開する選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)は、「宗教論争」をしていると
思ったり感じたりするかたもいるでしょう。


かかる天皇制は国家神道とも結びついています。
実際に宗教ないしカルトだと言えます。


ましてやこのような昭和のファシズムの
もとともなった、家族観、国家観を
守るために、選択的夫婦別姓に反対して
日本国民全員を巻き込むというのは、
「狂信者」と言われてもむべなるかなです。

ブックマークコメントの
「狂信カルトとしか言いようがない」は、
そう言わせるだけの事実と根拠がある
ということだと思います。


posted by たんぽぽ at 21:52| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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