選択的夫婦別姓の実現を望む人たちは
同姓夫婦を差別するようになるなどと言う、
匿名ダイアリーの続きです。
https://anond.hatelabo.jp/20210311030526
ここに出てくる、選択的夫婦別姓の反対派を
「狂信カルト」と評しているコメントは、
はてなブックマークです。
自民党保守派にとって「選択的夫婦別姓」は姓氏だけの問題ではない 議論を後退させた背景にある“国家観” - wezzy|ウェジー狂信カルト以外に表現が見つからない。
2021/01/30 12:09
どこについたブックマークかと思って
リンクをたどると、ウェッジの記事が出てきます。
自民党保守派にとって「選択的夫婦別姓」は姓氏だけの問題ではない 議論を後退させた背景にある“国家観”」
(はてなブックマーク)
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
背景思想は、戦前・戦中の天皇制を
支えるための家族観だという指摘です。
簡単に言うと
1. 日本人は同一の祖先から出ている。
2. 祖先から現代人にいたるまでの
系譜を継承するのが「家族」。
3. 日本はそうした「家族」が集まった「家族国家」。
4. そうした日本の「家族」の中心が天皇家。
というものです。
こんな戦前、戦中の天皇制という、
すでに否定されたものを正当化するための
家族観や国家観を、現代になっても
まじめに信じているのは、「カルト」と言われても
無理もないでしょう。
このような家族観、国家観にもとづく
議論を展開する選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)は、「宗教論争」をしていると
思ったり感じたりするかたもいるでしょう。
うーむ、、宗教論争ゆえに何十年も膠着しているのだろうか / “自民党保守派にとって「選択的夫婦別姓」は姓氏だけの問題ではない 議論を後退させた背景にある“国家観” - wezzy|ウェジー” https://t.co/uIRJkJysxq
— Akiko Orita (@oritako) February 1, 2021
かかる天皇制は国家神道とも結びついています。
実際に宗教ないしカルトだと言えます。
ましてやこのような昭和のファシズムの
もとともなった、家族観、国家観を
守るために、選択的夫婦別姓に反対して
日本国民全員を巻き込むというのは、
「狂信者」と言われてもむべなるかなです。
ブックマークコメントの
「狂信カルトとしか言いようがない」は、
そう言わせるだけの事実と根拠がある
ということだと思います。