議論がかみあわない理由についての
インタビュー記事があります。
「「夫婦別姓」賛成派と反対派 議論かみ合わないワケは」
(はてなブックマーク)
この記事は反響があったようです。
たくさんはてなブックマークがつきました。
そのひとつに次のものがあります。
「夫婦別姓」賛成派と反対派 議論かみ合わないワケは:朝日新聞デジタル新たに、同姓にした善男善女に対する差別を創出し人を殴りたいだけの連中が人の意見を聞くものかは
2021/03/09 15:53
このブックマークコメントの人は、
選択的夫婦別姓の実現を求めるかたたちは、
夫婦同姓を選択した人たちを
差別したいだけだなどと
人聞きの悪いことを言っています。
そんな人たちはどこにいるのかと思いますが、
反対派(非共存派)の意見としては
わりとよくあるものだと思います。
一般的な選択的夫婦別姓の実現を
求める人たちは、意に反した結婚改姓をしないで、
自分が結婚できることを望んでいます。
他人が夫婦別姓、夫婦同姓のどちらを
選択するかは、基本的に関知しないです。
夫婦同姓を選びたい人はそうすればいい
という考えであり、当人が納得しているなら、
取り立てて言うことはないです。
導入したい制度の趣旨が「選択制」です。
夫婦別姓の選択肢が追加されても、
希望する人たちのために夫婦同姓の
選択肢は、これまで通りあります。
そして夫婦同姓の選択肢があることについては、
選択的夫婦別姓を求める人たちは、
なにも問題にしないです。
選択的夫婦別姓を求める人たちは、
あくまで自分の選択が認められることに
関心があるのであり、他人の選択については
問題にする気はないということです。
選択的夫婦別姓に反対し、現在の夫婦同姓の
強制を支持する人たちは、現在別姓家族のかたや、
夫婦別姓の希望者を差別し殴っています。
最初のブックマークコメントの人は、
選択的夫婦別姓が実現したら、
相手は自分たちに同じことをやり返すだろう、
という疑心暗鬼だろうと思います。
>選択的夫婦別姓の反対者は全員他人の名字に介入する人
まったくもってご指摘のとおりです。
それなのに、「選択的夫婦別姓の推進派から、
苗字のことで介入される」などと
被害者意識を持つ反対派(非共存派)が
いるから、いやになってきます。