「選択的夫婦別姓が実現すると、
おたがいに苗字を変えたくない人以外は
婚姻関係になれない」という不可解なことを
言い出した「エアおっさん」には、
対話の相手から反論がありました。
全く違います。どちらも改姓したくない→別姓、片方が改姓したいorどちらも改姓したい→同姓 となります。全ての人が法律婚できるようになるための制度です。
— N美 (@7gdN14THXHBd6eK) December 7, 2020
そうしたら「あなたの発言ですよこれって」
などと言いながら、「エアおっさん」は
対話の相手の発言を持ち出してきました。
と、言われてもなぁ。
— エアおっさん32@六四 節穴乖離君 (@max6_6facter) December 8, 2020
あなたの発言ですよコレって……
『私は改姓嫌だからあなたが改姓してよって、思いやりのかけらもありません。』
これは直前のツイートを指しているのでしょう。
そもそも愛するパートナーに、自分がやりたくないことを押し付けられないです。私は改姓嫌だからあなたが改姓してよって、思いやりのかけらもありません。
— N美 (@7gdN14THXHBd6eK) December 5, 2020
「私は改姓が嫌だからあなたが改姓して」は
思いやりのかけらはない、というのは、
どこもまちがっていないと思います。
自分が嫌だからという理由で、
その嫌なことを相手に押し付けるからです。
ましてや愛情と信頼のもとに寄り添う
パートナーに対してそれをするというのは、
いよいよ持って思いやりがないと
言わざるをえないでしょう。
「夫婦別姓反対派・生活感の欠如」
こんな自己中心的な人に、まともに結婚生活が
できるのかと心配になるレベルです。
「私は改姓が嫌だからあなたが改姓して」は
思いやりのかけらはない、ということが、
選択的夫婦別姓が実現したらおたがいに
改姓したくない人しか結婚できなくなる
理由だと「エアおっさん」は主張します。
どういうことなのかわからないです。
「思いやりのかけらもない」というのは、
相手(あなた)も改姓したくない
ということが前提になっています。
相手が改姓してよい、もしくは改姓したい
という場合は、そのかぎりではないです。
改姓してよい、改姓したいという人に
改姓を求めることは、ごく自然なことです。
「思いやりのない」ことではないです。
そして結婚するふたりのうちひとりが
改姓してよいとか改姓したいというなら、
選択的夫婦別姓が導入されても
夫婦同姓の選択肢はあるのですから、
結婚改姓して夫婦同姓になることはできます。
ちゃんと結婚改姓したい人も結婚できます。
「おたがいに結婚改姓したくない人しか
結婚できない」ということはないです。
夫婦同姓の選択肢はあるのですから、
改姓したい人は従来どおり夫婦同姓になれるので、
「結婚できない」ことはないですね。
選択的夫婦別姓を導入して
結婚できなくなる人がいるとしたら、
「自分が改姓したくないので、
のぞまなくても結婚相手に改姓させよう
という人」だと思います。
「エアおっさん」は、夫婦同姓がいいけれど、
自分は改姓したくないので、
改姓を望まない妻に改姓を
させたい人なのかもしれないです。