2021年01月06日

政策研究センター・宗教団体と言える理由

1月4日エントリの続き。

政策研究センターはシンクタンクというより
宗教団体と言ったほうがいいという指摘が
なぜ思想信条の自由の否定になるのか
わからないと、わたしは「臥樹丸」にも
ツイッターで言ったのでした。

 


そこへ「筑後守」がリプライしてきました。
あの「実質考えなくていい」発言
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)です。

「筑後守」は、「政策研究センターが
宗教団体のようだという根拠が示されない、
単に設立者が宗教関係者というだけでは
ないのか」と、言っています。



選択的夫婦別姓に反対する因襲・反動的な
家族観は、日本の多くの宗教団体が
宗教的カチカンとして主張しています。
政策研究センターの設立者が所属していた
「生長の家」や「日本会議」も含まれます。

政策研究センターは、そうした宗教的カチカン
もとづく因襲・反動的な家族観の普及や
拡散のために作られたと言えます。
宗教活動の一環と考えられるということです。

「筑後守」が例示している自動車会社の
社長の設立した団体でしたら、
自動車産業への利益誘導を主張したり
促進するような団体であれば、
「自動車色」が強いと言えるでしょう。


「たんぽぽは、政策研究センターは
宗教団体のようだと言うのは、
危ない団体で信用がおけないと
言いたいだけではないのか?」とも、
「筑後守」は言っています。


なぜ政策研究センターの実態が
宗教団体だとわたしが指摘するかと言えば、
もちろんこのシンクタンクは、
「自身の宗教的カチカンにもとづいた主張を
展開している」と言いたいからです。

彼らの信奉する宗教的カチカンに
沿っているかどうかが重視されるので、
現象に対して恣意的な解釈がなされることがあります。
それは事実や根拠にもとづく
学術的な姿勢ではないことになります。

このような組織がシンクタンクと称するのは、
実証性に乏しい主張を展開しているのに
学術を装っているということです。
問題視する必要がある悪質な姿勢でしょう。



付記:

ここでの問題は「政策研究センターは
宗教団体のようだと指摘すると、
なぜ思想信条の自由の否定になるのか
わからない」ということです。

「政策研究センターは宗教団体のようだ
という見かたは妥当か」と
問題にしているのではないです。

「筑後守」は「思想信条の自由の否定」問題に
関しては、なにも意見を言っていないです。
どう思うのか見解を聞きたいです。


posted by たんぽぽ at 22:46| Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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