2021年01月01日

「多くの女性は専業主婦希望」という認識

前のエントリの続き。

独善的な「発言の資格」を持ち出した
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
女性の大半は専業主婦希望とも思っています。
これは簡単に反証できることです。

 


厚生労働省の『出生動向基本調査』によると、
2015年の時点で、専業主婦を希望する
未婚の女性は8%程度です。

「未婚女性の予定ライフコース」



家庭と仕事の両立を希望する未婚女性は
2015年には28%程度、結婚しないで
仕事を続けるというかたも20%以上です。

こうして見ると「専業主婦を希望しない
未婚女性ばかり」と言ったほうが
実態に合っているくらいです。



最初のツイートの選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)のほかにも、
女性の大半は専業主婦希望だと、
思っている人(男性)は何人かいます。

同じようなことを思っている男性は、
結構多いのでしょうか?

「女性の90%が専業主婦希望?根拠はなに?」


「専業主婦希望の女性は7割?」


「専業主婦希望の女性が多い?」




posted by たんぽぽ at 18:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なぜ、実際の女性の意見よりも「自分の中の妄想の女性」を優先してしまうのでしょうか
Posted by あいうえお at 2024年11月15日 21:35
「自分の中の妄想の女性」は、
「自分が願望する女性」なのだと思います。

ようは現実より願望を優先させたい
ということなのでしょう。
Posted by たんぽぽ at 2024年12月29日 18:45
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