選択的夫婦別姓の議論において
「民族性を語れ」と主張する反対派
(非共存派)ですが、リンク先のツイートを
たどったら、具体的にどんなお話を
したいのかがわかってきました。
夫婦の姓をどうやって各国が決めてきたか。
— 健太郎S (@S68778832) November 26, 2020
その考え方と文化の違いもキチンと語って下さい。
中華系は「奧さんを家族にカウントしないので、同じ姓は名乗らせない」という考え方に基づいて夫婦別姓。
日本は「奧さんを家族として受け入れるから同じ姓を名乗る」という考え方に基づいて夫婦同姓。等 https://t.co/rThMKFZMNl
「中華系は嫁を家に入れないから夫婦別姓、
日本は嫁を家族として受け入れるから
夫婦同姓」だそうです。
「民族性を語れ」なんて言うから、
どんな高尚なお話をするのかと思ったら、
そこらへんのネトウヨレベルの与太話でした。
(なーんだ。)
デマサイトを見て信じてしまっているのですね。
— nana/井田奈穂/選択的夫婦別姓・全国陳情アクション (@nana77rey1) November 26, 2020
日本と古来、夫婦別姓だったこともご存知ないのですね。 https://t.co/yOvKqPbG7t
この程度なら、わたしが12月13日エントリで
お話したことのほうがよほど「まとも」です。
「根強いジェンダー差別・日本の民族性」
そこらへんの与太話レベルですから、
最初の選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
ツイートへの反論はたくさんなされています。
中国は第二次世界大戦後、数回にわたる
婚姻法の改正で、ジェンダー平等のための
夫婦別姓の意味合いが強化されています。
「嫁を家に入れない」なんて
差別的な考えかたは存在しないです。
日本が夫婦同姓をさだめたのは、
19世紀に当時のヨーロッパの家族法にならって、
女性(妻、嫁)をイエ制度のヒエラルキーの
最下層に置き、夫や夫の家族に従わせるためです。
ジェンダー差別そのものです。
https://t.co/dAzL7r7KGo どこの「中華系」のお話ですか? 中国は第二次世界大戦後の婚姻法改正で、ジェンダー平等のための夫婦別姓と定められています https://t.co/s59r39cOgS 。「妻を家族にカウントしない」なんて考えはありません
— たんぽぽ (@pissenlit_10) November 28, 2020
https://t.co/dAzL7r7KGo 日本で夫婦同姓が定められたのは、妻(嫁)を家制度のヒエラルキーの最下層に置いて、夫や夫の家族に従わせるためです https://t.co/WKd7WsWKDW
— たんぽぽ (@pissenlit_10) November 28, 2020