選択的夫婦別姓の反対派のことを
「非共存派」と表現するかたは、わたしのほかにも
いるという事例をいくつかあげました。
「わたし以外に「非共存派」を使うかた」
それでも「非共存派」を使うかたが
少ないのはたしかだと思います。
なぜ使うかたが少ないのかですが、
いちばんの理由はおそらく
「非共存派」ではなんのことか
わかりにくいからではないかと思います。
わたしでさえ「非共存派」という
表現を単独で使うことはほとんどなく、
「選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)」の
ような併記をするくらいです。
このように並べて書かないと
「非共存派」だけでは、選択的夫婦別姓の
反対派のことを言っていると
わからないだろうと思われるからです。
「非共存派」は一般に定着している
表現というわけではぜんぜんないです。
なんのことかわかりにくい表現が使われないのは、
無理もないことだと思います。