2020年12月14日

あなたの主張に反証していますが?

12月13日エントリの続き。

夫婦別姓を選択しても子どもの名字が
原因で「溝」はできないことは、
理由を示すこともできます。

その理由についてわたしが前に書いた
エントリも、「溝」ができると主張する
反対派にツイッターでご紹介しました。

「夫婦別姓・子の名字でもめない理由」

 

そうしたらくだんの選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)は妙なことを言ってきました。
わたしのエントリは「価値観が古い」と
主張されているだけで、自分の主張への
反証になるデータはないそうです。



リンクしたわたしのエントリでは、
「夫婦別姓を選択する時点で、
子どもの名字のことも決まっている。
それゆえ子どもの名字で『溝』が
できることはない」と理由を述べています。

くだんの反対派(非共存派)の「溝」ができる
という主張への反証になっているでしょう。

この選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は
統計データからの帰納的な主張を
想定していたのでしょうか?
わたしが示したものは演繹的ですが、
それでも実証的な理由ではあります。


わたしがリンクしたエントリでは
「『価値観が古い』と主張しているだけ」
というのは、さらにわけがわからないです。
当該エントリには「価値観が古い」という
趣旨の内容は出てこないからです。

語られているのは、反対派(非共存派)は
名字に無頓着なこと、生活感が希薄で
家族や恋愛、結婚の体験にとぼしいと言われること、
自分の名字に自動的に決まらないから
反対なのではないか、といったことです。

わたしのブログエントリのどこに
「(選択的夫婦別姓の反対派は)価値観が古い」
なんてお話が出てくるのかと思います。


posted by たんぽぽ at 21:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
確かに健太郎の考えは古いですね。
Posted by イト at 2024年05月27日 01:27
「自分のカチカンは古い」と自分でも
思っていて、それを言われたく
なかったのかもしれないです。

それでくだんの反対派(非共存派)は、
相手は自分が言われたくないことを
言ってきたと思ったのかもしれないです。
Posted by たんぽぽ at 2024年06月01日 14:57
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