「選択的夫婦別姓を実現しないと、
いずれ国際社会から制裁を受ける」という
わたしの予想が不満な「ふうべるんぐ」は、
現行の日本の民法の婚姻に関する規定は
ジェンダー平等だなどと言ってもいます。
中国にビビって制裁も出せないのに、男女平等な婚姻制度に口だす国際社会(フェミニズム)なんて糞食らえですわw
— ふうべるんぐ (@Gka6N8) November 21, 2020
勝手に尻尾振って追従してなさいなーーー✨https://t.co/DX7epmO8Gs
現在の日本の民法はジェンダー不平等で
あることは言うまでもないことです。
「現行法は男女どちらの姓も選べるから平等?」
日本も批准して履行する責務がある
女子差別撤廃条約の16条の(g)項は、
婚姻時の名字に関して夫婦で同一の
個人的権利を保障することを要求しています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/josi/3b_004.html
第十六条
1 締約国は、婚姻及び家族関係に係る
すべての事項について女子に対する差別を撤廃するための
すべての適当な措置をとるものとし、
特に、男女の平等を基礎として次のことを確保する。
(g) 夫及び妻の同一の個人的権利
(姓及び職業を選択する権利を含む。)
これは夫婦の双方が結婚改姓したくないと
思ったときに、同時にふたりの
名字に関する権利が保障される
必要があるということです。
現行の日本の民法では夫婦同姓が強制されます。
これあ夫婦のどちらかが改姓せざるを
えないということですから、
夫婦の双方が「同一の個人的権利」を
保障されないことになります。
現状の日本は婚姻全体の96%の
ケースにおいて女性が改姓します。
もとより女性が改姓すると決まっていて
選択の余地はないも同然です。
「結婚改姓する男性はほとんどいない」
「平成28年度人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況」
男女どちらの名字を選ぶかなんて、
実質考えなくていい、女性が改姓するのが
あたりまえだからと、かかる事情について
はっきり言った人もいました。
「女性が改姓するから実質考えなくていい?」
ですから、選択肢が増える事により話し合いが余計に必要になります
— 筑後守#eroおやぢ (@turbo0421) October 21, 2020
今迄はどちらが改姓するかだけ(女性が改姓するのが当たり前なので実質考えなくて良い)
其れが、どちらが改姓するか、同姓婚か別姓婚かと選択肢が広がり、自分の主張根拠を明確に持つ必要があります
愛情で結婚するのにロジック?
日本の現状は「女性が改姓して
夫婦同姓と決まっている」のであり、
名字の権利は女性には保障されないという
ジェンダー不平等ということです。
本当に国際社会から日本が制裁を受けた場合、
その国際社会を説得できると自信があるなら、
「日本の夫婦同姓はジェンダー平等だ」と、
「ふうべるんぐ」は主張すればいいでしょう。