2020年11月29日

日本赤軍を無視する選択的夫婦別姓反対派

「夫婦別姓は犯罪に利用される」というのは、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)の
定番の主張のひとつです。
これに根拠のないことは言うまでもないです。

「選択的夫婦別姓で犯罪が増える?」
「夫婦別姓を犯罪に利用?」

 
実際に悪用されるのは結婚改姓です。
結婚改姓を強要する夫婦同姓の強制こそ
「犯罪に利用される」ことになります。

「結婚改姓で保険金詐欺」
「改姓を利用した犯罪 夫婦同性強制制度の悪用」

結婚改姓の悪用の中で際立ったものに
日本赤軍の重信房子の例があります。
重信房子は同志のひとりと結婚して改姓し、
別人と思わせて国外に脱出しました。



選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
重信房子が日本から脱出に
成功したことを、なぜか問題にしないです。

日本赤軍や連合赤軍なんて、選択的夫婦別姓に
反対するようなスタンスの人は
目のカタキにしてよさそうです。
それなのにその幹部メンバーが結婚改姓を
悪用したことは、なぜかだまっています。

日本赤軍や連合赤軍なんてわたしでさえ否定的です。
むかしわたしはブログエントリで、
何度も「わけがわからない」と書いています。

「日本赤軍・連合赤軍(2)」


過激左翼団体の幹部が国外へ
まんまと脱出したことを、選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)やネトウヨ諸氏は
問題にしなくていいのでしょうか?

結婚改姓や夫婦同姓の強制こそ
問題があることを示す事実は
「見なかった」ことにしたいのだろうとは思います。
それでも日本赤軍の例を黙認するのは
あまりにご都合主義的だと思います。


posted by たんぽぽ at 22:21| Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください