改姓していいことはなにもなかった、
細かい不便ならたくさんあるというかたです。
私は結婚して改姓しました。まあ、私は納得して改姓したんですが、改姓して何かいいことがあったかと言うと特にありません。特にないですね。細かな不便は多々ありますね。改姓って必須である必要ってあります??
— まな (@manasnewworld) November 4, 2020
実際に結婚改姓したかたの意見は、
このあたりが一般的ではないかと思います。
納得して結婚改姓したかたでも、
この程度に改姓を肯定しないということです。
前に既婚女性に結婚改姓についての
思いを訊いたアンケート調査を
ご紹介したことがありました。
「結婚改姓を喜ぶ女性はいないらしい」
これによると女性が改姓することが
当然とされることに疑問があったり、
「結婚改姓はとても面倒だった」という意見の
女性はたくさんいたのでした。
改姓にあたっての感慨を尋ねたところ,
やはり多いのは「そういうものだと思った」
「特に 何とも思わなかった」というものであったが,
やはり当然のように女性が改姓しなければ
ならないことに疑問を感じていた人もいた.
そして非常に多かったのが「改姓はとても面倒だった」という意見である.
最初のツイートのかたも、このアンケートで
回答した既婚女性たちと、結婚改姓について
ほぼ同じ意見ということなのでしょう。
最初のツイートのかたは、このアンケート結果の
妥当性を裏付ける事例と言えるでしょう。
「他人の立場に立って考える」とか、
「他人の気持ちや考えを察する」ことが、
ひどく苦手なのだろうと思います。
反対派(非共存派)の男性は、
妻や子どもに自分の苗字を押し付けてでも
名乗らせる立場であり、その立場でしか
ものごとを考えられないのでしょう。
実際に改姓する人の立場や気持ちなんて、
反対派(非共存派)の理解や想像を
絶するのだと思います。