という「筑後守」の発言に対して、
はっきりと擁護・賛同をしめす
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)もいました。
「実質考えなくて良い」というのは社会的にはメリットが多い。
— 正論 (@ID_Seiron) October 24, 2020
夫婦のどちらが上座なのか、連名の時どちらを先に書くのか?夫婦としての意思決定はどちらに聞けば良いのか?揉め事も少なくなるし、個々の夫婦ごとにそれを分けて管理するとなったらとても大変な話になる。 https://t.co/UAsOGf6hP5
「実質考えなくていい」のは
社会的にメリットが多いそうです。
具体的に挙げている例は、ジェンダー問題において、
どれも男性が優位とされるものです。
この選択的夫婦別姓の反対派にとっては、
男性が優位と決まっていて、
「実質考えなくてよい」ことが
「揉めごと」が少なくて「メリット」が多い
ということになります。
現行の夫婦同姓の強制も、女性が改姓するのが
当たり前なので「実質考えなくていい」ことが
「揉めごと」が少なくて「メリット」なのでしょう。
選択的夫婦別姓の反対派の「正体」を
さらに強調したことになります。
おそらくこの反対派(非共存派)も
そうだと思いますが、男性優位社会、
ジェンダー差別によって搾取する立場であれば、
この反対派の並べた「考えなくていい」ことは
「メリットが多い」と言えるでしょう。
それは差別される側、搾取される側にとっては
「デメリット」にしかならないです。
最初のツイートの反対派(非共存派)は、
「メリットが多い」人の中に、差別される女性が
入っているかを振り返る必要がありそうです。
このような差別構造を利用した
「実質考えなくていい」ことは、
最初のツイートの反対派(非共存派)の
予想(願望)に反して揉めることが多いでしょう。
差別される側がだまっておらず
かならず反発をするからです。
「男性が女性を差別することで得られる
利益がメリットだ」という意味のことを
はばからずに言う選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)が、このところ
多くなってきたと思います。