2020年11月15日

自立意識が希薄な選択的夫婦別姓反対派

11月14日エントリでご紹介の
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は、
夫婦別姓を選択すると、子どもの名字でもめて
両実家との関係が悪化して、住宅や子どもの教育で
実家に頼れなくなると言っているのでした。

「夫婦別姓の家庭は子どもの名字でもめない」

 

夫婦別姓を選択すると子どもの名字で
もめるという事実がそもそもないです。
くだんの反対派(非共存派)の主張は
前提からすでに狂っているということです。

それゆえ夫婦別姓が原因で、両実家との関係が
悪化することはないことになります。
現実はこの反対派(非共存派)の期待に
添えないかたばかりになりそうです。


それ以前に、住宅の購入や子どもの教育で
実家に頼ることを前提にしていることに
異論があるかたもいると思います。

親世代も時間的リソースや
金銭的リソースにかぎりがあります。
息子夫婦、娘夫婦のために
そこまでリソースを使えるとはかぎらないです。

そもそもが結婚して家庭を持ったのですから、
住宅や子どものことは親世代に頼らず
自分たちで解決することを、
まず前提にするかたも多いと思います。



夫婦別姓の「デメリット」として、
「実家に頼れない」が出てくるという発想は、
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)は
自立意識が希薄なことの表れとも言えるでしょう。


posted by たんぽぽ at 22:43| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください