2020年11月08日

拒絶?制裁を支持する国民も多いでしょう

11月5日エントリの続き。

選択的夫婦別姓を実現しないことで
国際社会から制裁を受けることを、
「内政干渉」などと言った反対派(非共存派)は、
「そんな制裁は日本国民のほぼすべてが
拒絶する」とも言っています。

 


そんなことはないでしょう。
選択的夫婦別姓の実現を望んでいるかた、
結婚改姓の問題で苦労しているかたは、
かかる制裁があれば支持すると思います。

自分たちを抑圧し、自分たちの人権を
侵害していることで受けた制裁です。
そんな制裁なら、結婚改姓で苦労しているかたは、
自分に加勢することになります。
それは支持こそすれ、拒絶する理由はないことです。


自身は名字の問題で苦労していなくても、
選択的夫婦別姓は実現するべきと
考えているかたは、「さっさと実現して
制裁を解除してもらえ」と考えると思います。

彼らの批判の矛先は、選択的夫婦別姓の実現を
妨害する反対派(非共存派)に向かうでしょう。
制裁を加えている国際社会ではないと思います。

「とっくに実現するべきことを
実現しないから制裁を受けるのだ、
こうなったのはこれまで選択的夫婦別姓の
実現を妨害してきた反対派のせいだ」と
考えるということです。


選択的夫婦別姓を実現しないゆえに
制裁を加えられた場合、それを拒絶する人が
いるとしたら、選択的夫婦別姓の
反対派(非共存派)だと思います。
最初のツイートの人は、反対派(非共存派)の
思考がそのまま出たということです。

そして自分と同様の選択的夫婦別姓の反対派は
国民の大多数だと、最初のツイートの人は
根拠もなく信じているのでしょう。
それで「ほぼすべての国民が拒絶する」という
認識を示すことになるのでしょう。

最近の世論調査を見ると、選択的夫婦別姓に
反対する人は全体の2割程度です。
かかる制裁を日本が受けたとして、
それに拒絶反応をしめす人は、
日本国民全体のごく一部ではないかと思います。

「選択的夫婦別姓・ふたつの世論調査」
「選択的夫婦別姓に賛成が8割」


posted by たんぽぽ at 22:41| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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