2020年10月13日

選択的夫婦別姓の導入で人が死ぬ?

選択的夫婦別姓を導入すると人が死ぬという、
とても奇妙で奇抜なことを主張する
反対派(非共存派)がいます。

 


「経済で人が死ぬ」とか「デマで人が死ぬ」と
主張する人は結構いると思います。
「選択的夫婦別姓で人が死ぬ」と
言う人がいるとは、わたしは思わなかったです。

夫婦の双方が結婚改姓しない結婚をすることで、
どうやって人(おそらく他人?)が
死ぬというのかと思います。
そのメカニズムを知りたいです。


この反対派(非共存派)は個人主義の
認識が間違っているものと思います。
選択的夫婦別姓をその間違った
個人主義認識と結びつけているのでしょう。

その間違った個人主義認識が
「個人主義=過剰な競争社会」のようです。
その「競争社会」の結果人が死ぬと、
この反対派(非共存派)は言いたいのでしょう。

選択的夫婦別姓を間違った個人主義認識と
結びつける反対派(非共存派)は珍しくないです。
この点に関しては、最初の反対派(非共存派)も
真新しいことを言っている
わけではないことになります。

そこから妄想を膨らませて
「人が死ぬ」とまで言う人は、おそらくほかには
いないのではないかと思います。


2020年の現在、世界中のほとんどすべての国で
選択的夫婦別姓が実現しています。
これらの国の中で、選択的夫婦別姓の
実現が原因で死者が出るようになった国、
というのは、どこにもないです。

「夫婦別姓が選択できない日本以外の国?」

最初のツイートの反対派(非共存派)は
選択的夫婦別姓の導入で人が死ぬというなら、
実際に死者が出るようになった国を
示していただきたいです。


posted by たんぽぽ at 22:39| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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