2020年09月23日

子どもは年収の高いほうの名字になる?

9月22日エントリの続き。

相手の女性に改姓させたい「正体」を
さらした選択的夫婦別姓の反対派は、
「フェミニストの女性が、子どもの名字は
夫婦のうち年収の高いほうと
言い出す」などと言っています。

 


この反対派(非共存派)は、
「夫婦別姓の家庭では、子どもの名字は
影響力が強いほう」と言っていました

「夫婦の名字は影響力の強い側になる」

この「影響力が強い」というのは、
「年収高い」ということだったのかと思います。


夫婦別姓の家庭における子どもの名字と
年収とのかかる関係について、
なにか根拠があるのでしょうか?

実際に事実婚の家庭や夫婦別姓を
希望しているかたに訊いたら、
子どもの名字は年収の高いほうにする、
という意見が多かったという
調査でもあるのでしょうか?
わたしは寡聞にして聞いたことがないです。


実際に夫婦別姓になさっている、
もしくは希望しているかたで、
子どもの名字は年収の高いほうにした(する)
というかたは、聞いたことがないです。

もちろんフェミニストと目されるかたが、
年収を基準に子どもの名字を
決めるべきと主張している
というお話もまったく聞かないです。

探せば子どもの名字を年収で決める(決めた)
というかたも、いるのかもしれないです。
それでも顕在化するほどいないことは、
たしかだと思います。


最初の選択的夫婦別姓の反対派は、
「決まっている」とまで断言するのですから、
子どもの名字を年収の高いほうにした、
という夫婦別姓の家庭が多いことを、
ぜひ根拠をあげてしめしてほしいです。


posted by たんぽぽ at 22:16| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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