2020年09月19日

選択的夫婦別姓はリベラルでない

前のエントリの続き。

我流の名字論を展開して悦に入る
反対派(非共存派)は、選択的夫婦別姓を推進しても
リベラルでない、などと言っています。

 

選択的夫婦別姓は法制審議会の答申書が
出された1996年から、24年が経過しています。
最初に議論されたときから40年程度になります。

国連女子差別撤廃条約は、選択的夫婦別姓を
導入するよう日本政府に勧告することが
これまでですでに5回になっています。

「民法改正・国連の勧告の歴史」

2020年の現在、世界のほとんどの国で
選択的夫婦別姓が認められています。
夫婦同姓の強制が続いているのは
世界中でほぼ日本だけです。

「夫婦別姓が選択できない日本以外の国?」


選択的夫婦別姓は本来ならとっくに
実現して終わらせているべきものです。
それくらい遅れたことを、いまさら推進しても
たしかに「リベラルでもなんでもない」です。



付記:

最初のツイートの反対派(非共存派)が
「選択的夫婦別姓はリベラルでない」と
思った理由は、だいぶ違っているのかもしれないですが、
ここではそれは置いておきます。


posted by たんぽぽ at 16:12| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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