2020年09月19日

我流の名字論を展開する別姓反対派

延々と自説を開示して悦に入っている
選択的夫婦別姓の反対派(非共存派)です。

この反対派(非共存派)に言わせると、
夫婦同姓の名字は所属組織で、
夫婦別姓の名字は血統を示すそうです。

 


現在の民法では名字も個人の名前の一部です。
名字に「所属組織」とか「血統」
といった意味合いはないです。

戸籍でも筆頭者の名字をメンバー全員の
名字とするという便宜的なものです。
同じ戸籍に入っているからといって、
所属組織や血統を示すものではないです。


かかる反対派(非共存派)の名字に関する認識は
まったく「我流」ということです。
最初のツイートの人にかぎらず
我流の名字論を展開する人は、
選択的夫婦別姓の反対派には結構見られます。

やっかいなのは本人は「我流」と思わず、
法的根拠や学術的根拠があると
信じていることだと思います。
なにか権威ある見解だと思い込んでいるので、
選択的夫婦別姓に反対する理由に
使えると思って持ち出すことになります。


posted by たんぽぽ at 16:08| Comment(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください