選択的夫婦別姓の反対派の「えり」は、
引き取りにきた保護者が名前を名乗れば、
親子で同じ苗字だと子どもはだれなのか
見当をつけて確認が取れると言っています。
いざと言う時、お子さんの名前を言っていただければいいんですけど、お互い混乱していると、引取りに来た保護者の方が自分の名前を言われることが多々あります。引渡し訓練でもです。同じ苗字であれば検討をつけてこちらから確認できますが、全く違う苗字だと届出の確認等が必要になります。
— えり (@AUZ61s3fwNB73oG) July 21, 2020
8月30日エントリでも触れたように、
親子で苗字の異なるケースは現在でもあります。
そうした場合、「同じ苗字かどうかで
見当をつける」なら、苗字の異なる親に
子どもを引き取らせるときはどうするのか、
そもそもできるのかと思います。
「えり」があてがわれたマニュアルは
「同じ苗字で見当をつける」と
書いてあるのでしょうか?
そうだとしたら、そんなマニュアルを作る職場を
問題にすることになるでしょう。
同じ名字で
— 手洗いうがい@わんわん (@Nzdaisukiikoiko) July 21, 2020
「見当をつけて」
どうするんですか。
何のお仕事か知りませんがあまりに無防備な業務をされているとしか思えませんね。
実際に保護者が子どもを引き取りに
来た場合、保護者に自分の名前に続いて、
子どもの名前を言わせると思います。
そして緊急時の子どもの保護者は
あらかじめ届け出されているはずです。
その届け出の一覧を見て、
引き取りにきた保護者が言った本人と
子どもの名前が合っていることを
調べることだと思います。
「えり」の使っているマニュアルは、
このように作業するよう
指示されていないのでしょうか?
引き取りに来た自分が自分の名前を
言っただけで、職員から子どもの
名前を言うのは危険です。
相手から言わせておいて、
「はいそうです」と肯定するのが、
人をだますときの典型的な手口だからです。
子どもの名前を言うのが正解なら
— hakobune (@hakobune4) July 21, 2020
「お子さんの名前は?」って聞くだけでしょう。
むしろ、保護者が「田中太郎です」と名乗っただけで、「田中一郎くんのお父さんですか?」と子どもの名前を言ってしまうほうが危険だと思います。
相手に言わせておいて「ハイ、一郎の父です」と答えるのは詐欺の典型。
「えり」が使っているマニュアルは、
このような「詐欺の手口」については、
述べられていないのでしょうか?
「子どもの名前はこちらから先に
言ってはならない」くらい、まともなマニュアルなら、
注意喚起してありそうなものです。
この手の「対応」は、おおよそ現実には
ありそうにないことが多いと思います。
選択的夫婦別姓に反対するために
思いついた、反対派(非共存派)が
妄想する世界の「対応」なのだろうと思います。